イベント概要
石彫の公開制作をしていただく作家に4月から約1ヵ月間、西条市へ滞在をしていただき西条市内にふさわしい石彫を制作していただきます。またその期間中において各種イベントを開催し、西条市の“うちぬき水”と“芸術文化”について考える機会を作家との交流の中で創出いたします。なお、今年は千町棚田にて制作活動をしていただき、作品も地域の相応しい場所に設置したいと考えています。
催し名 | うちぬき石彫公開制作2022 |
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開催日時 | 2022年4月9日(土)~5月8日(日) |
制作場所 | 千町棚田 |
主催 | NPO法人うちぬき21プロジェクト |
後援 | 西条市 |
作業及び設置場所予定地
制作予定作品案
スケジュール
作家紹介

クボ タケシ
彫刻家
兵庫県生まれ
2000年よりトラバーチンを用いた作品をつくりはじめ同年石の彫刻コンクールで最高賞を受賞し美術評論家 本間正義氏より質感の表出に、一種異様な求心力を持っている。石は硬く重く、静止する実在感を持っているが、全く対照的ともいえる柔らかく、軽く、浮遊感を持ったものを表現しようとするアイロニーの実験は、かなり試みられている。しかしこのように握りしめればペキペキと砕ける質表現は珍しいと高く評価され今に至る。
イタリア、ポルトガル、ルーマニア、アルバニア、オーストラリア、エジプト、イラン 、各地で 制作
第7回 KAJIMA彫刻コンクール 展 KAJIMA銀賞受賞(東京)
第1回GOAC2002最優秀作品 大賞受賞(県庁/群馬)
兵庫県芸術奨励賞受賞
千町棚田について
1585年、豊臣軍の四国征伐時に土佐の豪族伊藤近江守裕晴が開拓したとされる棚田で、加茂川橋から高知方面に約8kmに位置し面積は約80ha、棚田の数は2300枚にも上ります。
NPO法人うちぬき21プロジェクトでは千町棚田チームとして棚田保存活動や環境保全活動を行っております。
今回の石彫公開制作は、この千町棚田の地にて行っていただく運びとなりました。地域とのふれあいの中でどのような石彫制作になるかとても楽しみです。
千町棚田チームのホームページはこちら