10周年記念特別招待作家 岩崎幸之助氏
オープニングパーティ 石割式

たくさんの方に見に来ていただきました


石彫公開制作 作家決定!
クリス・ピーターソン


オランダ出身
彫刻家でありエンジニアでもある父親の影響を受けて彫刻家になる。
絵画・写真などを通して彫刻家、特に石の彫刻によってその魅力に圧倒され現在までの道のりを歩んできた。
2005年 芸術国際ビエンナーレ(ボリビア)出展。
2006年 第8回橋と連結国際シンポジューム(アメリカ)。
2007年 Utebo国際シンポジューム(スペイン)出展。
2008年 国際シンポジューム(韓国)出展。


ちぬき21プロジェクト 2008 
石彫公開制作 作家決定!

青山有加
青山有加 – Yuka Aoyama –

1983年 生まれ
2005年 愛知県立芸術大学 美術学科 彫刻専攻 卒業
2007年 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 彫刻領域 卒業
2008年 愛知県立芸術大学 石彫非常勤講師

作品コンセプト
伊予青石で何としても水の美しいフォルムを造りたい。又、この石ならば、その試みの果てに水の持つ神性への畏怖・畏敬・讃美も示していくことができる。  
このような思いを念頭に置き、波紋に漂う無常観、葉に置く水玉の曲面の妙(みょう)への感動をモチーフに、提案作品のマケットを制作しました。
又、伊予青石については、考古学的な観点からみてもこの石は魅力的なプロフィールを持ち、日本で石に対する信仰の一番強かった古墳時代において、祭祀に使う石製模造品の材料としてこの青石が使用されていました。それは、この石の加工のしやすさのみでなく磨いた時の色の具合も評価されていたためであり、この石の持つ造形物としての素質の魅力は、古人も承認済みでありました。そのような石を選択して彫刻できるというのは、今回のような神性に対する表現において大変好適な材料と考えております。
そして、実制作で完成した作品が、西条の地をかりてどれだけの人とコミットできるか分かりませんが、皆が親しみやすい造形にも幾分心掛けました。
それは、伊予青石にいきいきと戯れる子供達、それを平和に眺める大人達、その光景こそが西条市の宝であり最上の自然神への捧げ物となると思うからです。


うちぬき21プロジェクト 2007 
石彫公開制作 作家決定!

RADOSLAV SULTOV (ラドスラフ・サルトフ)
RADOSLAV SULTOV
– PROFILE –
After his MA in Sculpture at the National Academy in Sofia (1995—2002), Sultov proceeded to the University of Castilla-La Mancha in Spain where studied fine arts and multimedia. He is currently working as independent artist and interaction designer in Sofia, Bulgaria.
Sultov has taken part in various national and international joint exhibitions and sculpture symposia in Bulgaria, Spain, Portugal, Denmark, New Zealand and Brazil.

◆プロフィール
ブルガリアのソフィア国立芸術学院に在学(1995-2002)中、スペインのカスティーリャ大学に留学。美術とマルチメディアを学ぶ。
ブルガリア・スペイン・ポルトガル・デンマーク・ニュージーランド・ブラジルにて開催された様々な国際合同展示会と、彫塑シンポジウムに参加。
現在、地元ソフィアにて、トータルデザイナーとして活躍中。

◆経歴
*ソフィア国立芸術学院マルチメディア専門科過程終了(1998)
*スペイン・カスティーリャ大学留学生プログラム終了(2001)
*ソフィア国立芸術学院彫刻科修士課程終了(2002)


全員で記念写真

親子で一生懸命


石彫公開制作 作家決定!
原田 砂織 (Saoru Harada)

Gaiaの息吹
Gaiaの息吹

地球の成長に伴い誕生した永くも尊いガイアの魂。
自然の美を驚かせるほどに魅せ付ける伊予の石。
地下深く育まれたその石を地上に取出し再組成する。
石という素材だけにとどまらず、
その置かれた空間にも命を吹き込みたい。

その作品は2対の3本の柱がお互いに呼応しながら
競りあがるという動的な動きに対し、
その中心に静かに水の湧き出る円い蹲を配置。
また環境に溶け込むべく草花を内包。
動かない彫刻にはーもにーという躍動感を託したい。


親子石彫教室 大通寺にて

全員で記念撮影


石彫公開制作 作家決定!
高家 理(コウケオサム)

大通寺境内蓮池彫刻
●大きさ(単位:m/m)
実際の制作では自然石を用いるため概算値です。

●使用石種
青石またはみかげ石

●製作意図
・石のもつ長い年月の作り上げた自然美を最大限生かした造形物を創りたい。
・幾何学的デザイン空間の中に神秘性と自然のぬくもりを創出させたい。
・水面上の造型とということで、波紋と波をデザイン化した紋様を刻んだ彫刻を考えてみた。
 
作家略歴 高家 理(コウケオサム)


1968 宮城県に生まれる
1987 岩手大学教育学部美術科入学